カプセルなどで保護をしなくてもほぼ100%届くC-3102

乳酸菌のサプリメントの多くは、いわゆるカプセルなどで保護されている事が多いです。それにはきちんと理由があって、胃袋の中の酸が難関の1つだからです。

そもそも経口摂取された乳酸菌は、大腸や小腸などに届かない事にはあまり意味がありません。お腹の中に働きかけるのが、そのメインの役割になるからです。
ところが経口摂取した乳酸菌は、胃袋の中の酸で溶かされてしまう事が多いのですね。それでは、なかなかお腹の中に届きづらくなってしまいます。

そして前述のようにそれらのサプリメントはカプセルで保護されているのですが、それはたいてい胃袋の酸に対する強さがあります。つまり胃袋の中の過酷な環境でも、そのカプセルは耐えることができるのですね。ですのでサプリメントなどは、しばしばお腹の中の環境を整えてくれるのです。

なぜカルピス社の乳酸菌はカプセル不要か

ところで数ある乳酸菌の中には、そのカプセルが不要なタイプがあります。かなりタフな乳酸菌も中にはあるのですが、その1つがC-3102です。

その乳酸菌は、主にカルピス社の製品の中に含まれています。カルピス社と言えば少々甘酸っぱい飲料で有名ですが、その会社はC-3102という菌類に着目しているのですね。
そしてC-3102は、胃袋の酸に対する耐性があるのです。生存確率が極めて高いのですね。

例えばヨーグルトなどを通じて、乳酸菌を摂取したとしましょう。ところがあの乳製品の中に含まれている菌類の場合は、あまり生存確率が高くありません。10%以下の菌類が多いのですね。そのためせっかく乳製品を摂取しても、お腹の中に届かないケースが多々あるのです。

ところでカルピス社の関連会社は、以前にC-3102に関する実験を行っています。それによると、実に99%前後の菌類が、大腸や小腸まで到達していたのだそうです。つまり非常にタフなのですね。
なぜ99%もの生存率があるかというと、そのC-3102という乳酸菌の一番外側にあるパーツです。とても強い殻があるのですが、それは胃袋の酸などに対する強さを持っているのですね。簡単には溶けない構造になっているのです。

そして大腸や小腸に到達した時点で、その殻が溶け始めます。それでC-3102の中に含まれているポジティブな物質が小腸や大腸に働きかけるので、お腹の中の環境が良くなるのだそうです。

そして生まれつき胃袋の酸に対する強さがある訳ですから、わざわざカプセルなどで保護する必要がありません。自力で生息をする事ができるからです。数ある乳酸菌の中でも、かなり独特なタイプと言えるでしょう。ですのでカルピス社による製品などは、やはり効果は期待できると思います。
乳酸菌で腸内環境を改善